台風の被害を受けやすいのはどういう場所なのかを説明させて頂きます
【屋根の場所】
- ケラバ(切り妻の妻璧よりも外側にある張り出し部分)
- 軒先
【形状】
- 1.片流屋根(一方向のみに傾斜を付けたもの)
- 2.入母屋屋根(屋根の上部が切妻、下部が寄棟のようになっているもの)
- 3.寄棟屋根(4方向に傾斜する面を持つもの)
- 4.切妻屋根(ふたつの面を合わせた形のもの)
※一般に1~4の順番で台風の被害を受けやすいと言われています
台風に強い屋根にするには?
風速が20m以上になると、軽い屋根材は飛び始めます。30m以上になると、野地板や垂木まで一緒に飛ぶこともあります。
瓦屋根の場合、強風で瓦がめくれたりずれたりすることがありますので、金属屋根に変えるという方法もあります。
金属屋根は他の屋根材に比べて屋根下地の固定度が高く、また軽量なので台風だけでなく地震にも強いというメリットがあります。最近は耐久性の高いガルバリウム銅板(亜鉛アルミ合金メッキ銅板)が人気を呼んでいます。
瓦の趣を残したいという方は日本瓦にそっくりな金属瓦を使ったり、釘でしっかりと固定できる瓦もありますので、施工店にご相談ください。